タッキーのアダルトチルドレン克服体験記

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毒親の抑圧からの解放と神経症・アダルトチルドレン克服

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アダルトチルドレンの軛(くびき)から脱するには、結局親の影響下からの物理的、精神的自立しかなかった。生きづらいのも、毎日がきついのも、不安に苛まれるのも、イライラするのも、つまらないのも、抑うつ状態になるのも、自分を見失っていたから。自分を見失ったのは、親の教育、性格、しつけ(俺から言わせればすべて「歪んだ」と形容できる)で、親の一方的なエゴを押しつけられたせい。

親のせいと書いたが、毒親なんかもうどうでもいいと思ったことこそが、アダルトチルドレン克服の近道だった。毒親の責任は確かにある。あるが、親を殺したって、殴ったって、罵ったって、自分が納得しなくちゃ一生、親の軛、精神的抑圧かで生きなくちゃいけない。抑圧された感情解放のベクトルを親の責任へと向かわせると、ある時アダルトチルドレンも抑うつ神経症も解決しないことに気がついた。

毒親はもはや関係ない。すてきな(歪んだ)プレゼントをありがとう。俺はそんなものいらん、自分は自分で生きていくだけだという気概が出てきてから、アダルトチルドレンの各種症状、抑うつ状態が晴れてきた。

親への感情はもはやどうでもいいという感じだ。俺が乗り越えずして、誰が乗り越えさせてくれるんだ。そんな気持になってから、アダルトチルドレン特有の共依存からも離れ、物質的自立、金銭的自立はもちろん、一番重要な精神的自立を成し遂げることができた。

思えば、俺の人生は守りの人生だった。親の言いつけを守ろう、背いちゃいけないという無意識への刷り込みがなされ、精神的に支配されてきた。自分がないから、感情を抑圧して生きてきた。そりゃあ、抑うつ神経症になって当然だった。そう、己と己のルーツを知ることがまずアダルトチルドレン克服、抑うつ神経症・自律神経失調症克服の第一歩だった。

アダルトチルドレンだと自分で知っている人は、その入り口になっているといっていいと思う。なぜなら、親が原因と言うことをちゃんと知っているからだ。さらに分析を進めて、己の今の苦しい精神状態、生きづらい状況になって当たり前なんだと知ることで、俺はどんどん心の枠が広がっていった。枠が広がったら余裕が生まれる。気持に余裕が生まれた。はじめて人生でホッとできた瞬間だった。

問題は、なぜだかわからないのに生きづらい、抑うつ状態が続く人だ。自分がアダルトチルドレンだと知らないと、アダルトチルドレン克服の第一歩ができていないことになる。早く気がついて欲しい。そして毒親の精神的抑圧を乗り越えて欲しいと心底願う。

俺は俺の人生を生きる。誰にも抑圧されない生き方だ。不思議と自分で望む抑圧は、すぐ晴れると気がついた。自分で望む抑圧とは困難、不安なできことのことだ。自らリスクに向かって進んでいく生き方をすれば、心に抑圧された感情がかかっても、すぐ潜在意識から脱けていく。ということは、俺は幼い頃から、毒親の一方的な抑圧を受けてきた。それが世界のすべてだったし、完全な受け身だった。なるほど、ずっと抑圧された感情を表に出さないように生き続けりゃ、抑うつ状態になる。不安を感じやすく、傷つくことにもろくなりやすく、自分という者が保てなくなるわけだ。こういう発見と気づきの度に、心が楽になっていった。

だが、俺一人で成し遂げられたかというと疑問が残る。自分の無意識、潜在心理と直に向き合うきっかけをつくってくれた岩波先生がいたからこそだ。ルーツ分析を支援してくれ、無意識・潜在心理との対話を可能にできる高度な技法を適用・提供してくれた。毒親への俺の歪んだ考え方も正してくれた。親を憎みながら、親から精神的自立ができない自分である以上、ますますジレンマに陥る。矛盾だからだ。共依存状態がさらに俺のアダルトチルドレンの症状と抑うつ状態を悪化させていた。それから解放させてくれたのも岩波先生だった。

俺の潜在意識にヘドロのように溜まりきった抑圧された感情を解消させてくれた。抑圧はその名の通り、ぎゅうぎゅうに押さえつけて表に出ないようになっている。だから、抑圧解消と言っても自分一人の力じゃ難しい。とても感情的、感覚的な世界に浸っていないと、抑圧解放はできなかった。様々な技法を駆使して俺のヘドロを掃除してくれた。だからこそ、親への矛盾した屈折した感情から解放されたんだと思う。

そして、親からの精神的な自立が可能になった。俺は俺だ。いくら歪んだ影響を受けて生まれ育ったとしても、人生は一度きり。あんたらに振り回されるために生まれてきたわけじゃない。そう自分の戦在位意識に暗示を入れ込み続けた。最初は知恵でそう思おうとしていたが、次第に感情に入り込むようになった。感情として言い聞かせた暗示はずっと自分の潜在意識に残る。

こうやって俺は親の精神的軛から抜け出すことができた。その作業が進むたびに、変な不安に襲われる毎日がなくなった。霞が取れたように、自分という存在を認識できるようにもなった。 無感動に近かった俺が感情的に(暴発ではなく、素直な感情だ)なるようになった。笑える時には笑える、感動した時には涙が出る。それまではそんな自分も抑圧してきたのだ。感情が出るってことは、感情的抑圧が晴れてきたことなんだろう。

心に余裕が生まれたことで、極端に走りやすかった俺の思考に柔軟性が出てきた。孤独感もなくなっていった。俺は常に孤独感を抱えて生きてきた。友達に囲まれていても、孤独感は決して消えなかったのに。自己否定感もなくなった。自己肯定感と自信が生まれてきた。勝手に生まれてきたのではなく、おそらく自己肯定感が、俺が行動するごとに出てきたのだ。アダルトチルドレンの頃は、どんなに必死で頑張っても、それが報われることがなかった。自分自身がなかったからだろうと思う。

俺の親を変えようとしても無理だろう。親や他者に期待するのではなく、やはり自分自身が頼りだ。自分があれば、親はどうでもよくなってきた。親の人生の一部じゃない、本当の自分のための人生になることができたと思う。

親がいくら歪んでいても(それに気づいていない毒親がほとんどだからあきらめよう)、影響を受けるのは自分自身の感じ方だ。アダルトチルドレンは親と俺の感じ方の共同作業でなる。親が変わらないとすれば、俺が変わるしかないのだ。小さい頃や思春期は親の歪みがもろに影響してしまうのはしょうがない。だけど、アダルトチルドレンと気づいた以上、こちらの感じ方を変えていく。変えていくことがいろいろな助けや訓練、自分自信の分析と気づきを経て可能になった。

アダルトチルドレン脱出はそういうことだと俺は俺の経験上そう思っている。そう確信している。

だから抑うつ状態にはないし、俺の人生だから「絶対やってやる!」と強く自分を信じている。

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